前回は、人気が上昇中のマウスピース矯正について、メリット・デメリットを解説しました。今回は、最も標準的な矯正法であるワイヤー矯正のメリット・デメリットを小田原の白山歯科クリニックがわかりやすく解説します。
ワイヤー矯正には、以下に挙げるようなメリットがあります。
◎何も着けていないように見える
マウスピース矯正では、透明なマウスピースを使用するため、一見すると何も着けていないように見えます。仕事の関係上、目立つ装置を着けられない人には強くおすすめできます。
◎食事や歯磨きを普段通りにできる
マウスピース矯正なら、治療が始まってもそれまでと同じように食事・歯磨きができます。これは固定式の装との決定的な違いです。
◎痛みや不快感が少ない
比較的弱い力で歯を動かすマウスピース矯正は、治療に伴う痛みが少ないです。装置による刺激が少なく、歯茎や頬の内側の粘膜を傷めるリスクもほとんどありません。
その他、マウスピース矯正(インビザライン)には、通院頻度が低い(2ヵ月に1回程度)、不快な歯型取りが不要、歯の移動をデジタルシミュレーションできる、といったメリットを伴います。
ワイヤー矯正には、以下に挙げるようなデメリットがあります。
・口を開けた時にデコボコとした装置が目立つ
・ワイヤーなどが歯茎や頬の内側の粘膜を傷付けやすい
・装置が邪魔をして、発音や滑舌が悪くなりやすい
・比較的強い力で歯を移動するため、矯正に伴う痛みが強い
・歯磨きしにくく、汚れたたまりやすい(虫歯・歯周病のリスクが高い)
・硬い食べ物やネバネバとした食べ物は装置の故障を招きやすい
・1ヵ月に1回は通院しなければならない
・ワイヤーが外れるなどのトラブルが起こりやすい
・歯科医師の技量によって仕上がりが大きく変わる
今回は、ワイヤー矯正のメリット・デメリットについて、小田原の白山歯科クリニックが解説しました。ワイヤー矯正は、適応範囲が広いというメリットはあるものの、マウスピース矯正(インビザライン)と比較するとデメリットの方が目立つ矯正法です。それだけに、軽度から中等度の症例なら、ワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正(インビザライン)を選択した方が良いといえます。
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