前回は、歯の後戻りを防止する保定処置の期間について解説しましたが、今回は保定装置であるリテーナーとインビザラインのマウスピースの違いについて、小田原の白山歯科クリニックがわかりやすくご説明します。
矯正歯科で歯並びの治療を行った後には、原則として「保定(ほてい)」を行います。日常では耳にすることがない言葉なので、どういった処置なのか、またどのくらいの期間を要するのかよくわからないという方も多いことでしょう。今回はそんな保定処置と保定期間について、小田原の白山歯科クリニックが詳しく解説します。
保定装置は、歯列に固定する「フィックスタイプ」と着脱式の「マウスピースタイプ」の2つに大きく分けられます。前者はどちらかというとワイヤー矯正の装置に近く、インビザラインのマウスピースとは大きく異なりますが、後者は着脱式という点において共通しています。リテーナーの中には、インビザラインのマウスピース(アライナー)と見た目がそっくりなものもあるため、その違いが気になりますよね。
着脱式の保定装置にもいろいろな種類がありますが、基本的には“硬い”です。歯をその位置で固定するための装置なので、壊れたり、変形したりしないよう、硬めに作られているのです。一方、インビザラインのマウスピースは、実物を手に取ってみると比較的柔らかいことがわかります。また、インビザラインのマウスピースの方が圧倒的に薄く、厚みは0.5mm程度しかありません。
インビザラインには、ビベラリテーナーという専用の保定装置があります。上述したように、歯を動かすためのアライナーよりも硬いのが特徴です。ちなみに、インビザラインで歯を動かしたからと言って、必ずビベラリテーナーを使わなければならないということはありません。
今回は、保定装置とインビザラインのマウスピースの違いについて、小田原の白山歯科クリニックが解説しました。保定装置は目にする機会がほとんどないため、インビザラインのマウスピースとの違いがわかりにくいことかと思います。当院までお越しいただければ、保定装置の実物をお見せします。
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